パソコンの様々な資格をご紹介 【パソコンスクールガイド】
パソコンの需要や技術は年々高まる傾向にあり、それによってパソコンに関係する様々な資格も登場してきました。
パソコンの資格と一口に言っても、国家資格や民間資格。パソコンのシステムに関する資格から、特定のソフトウェアの利用スキルを計るものまで、その種類は実に様々です。
ここでは、そんなパソコンに関する様々な資格のうち、主なものをご紹介します。
パソコンの主な資格と内容について
日商PC検定試験
日商PC検定試験は日本商工会議所が主催するIT利活用法検定試験です。
前身となるワープロ検定試験とビジネスコンピューティング検定試験が合わさったもので、平成18年から実施されています。
日商PC検定試験ではこの2つの試験を受け継いでいて、ビジネス文書の作成と取り扱いを問う「文書作成」と、業務データの活用と取り扱いを問う「データ活用」の2分野が設置されています。
どちらも企業ビジネスや実務に使える能力を問う試験で、おもにソフトウェアやネットワークの取り扱いについて知識、実技ともに問われます。
検定級は1級、2級、3級、Basicの4レベル。受験資格はなく、誰でも受験することができます。
「文書作成」のほうはパソコンを使わない業務でも役に立つため、日商PC検定試験の専門講座を設けているスクールは少なくありません。
この試験は基本的には指定のパソコンスクールや専門学校で実施されますが、その場で合否がわかるインターネットを利用した試験もあります(1級は除く)。
初級システムアドミニストレータ
初級システムアドミニストレータは情報処理推進機構が主催する「情報処理技術者試験」の中の一区分の国家資格試験で、初級シスアドと略されます。国家資格なのに受験資格がないのが特徴で、毎年受験者が10万人を超えるやはり人気の試験です。
情報処理に関する知識やスキルが一定水準に達していることを認定するエンドユーザー向けの資格で、国家資格にも関わらず受験資格が存在しないのが特徴で、 難易度も比較的簡単だと言われており(それでも合格率は30%程度ですが)、後述のパソコン検定(P検)と比較すると準一級と二級の間の難易度だと言われ ています。
平成19年の審議会で初級シスアドは平成21年度春の試験を最後に廃止され、一部が新試験のITパスポート試験に移行し、残りは基本情報技術者試験(FE)に統合されることが決定されました。
基本情報技術者(FE)
基本情報技術者は初級システムアドミニストレータと同じ、「情報処理技術者試験」の一区分をなす国家資格です。一般にFEと略されますが、基本情報、基本、基情とも略されます。
FE試験では情報システムに関する問題のほか、コンピュータ言語のプログラミングに関する問題が出題されるため、情報産業界ではプログラマ向けの資格として重要視されています。
とはいえ情報技術に関して幅広く高度な知識が必要とされ、合格率は15%という難関試験です。
それにもかかわらず有用性から人気のある試験で、多くのスクールで専門講座が開かれています。
パソコン検定(P検)
P検はパソコン検定協会が実施する、初・中級ユーザー向けのパソコン利用技能を問う試験です。
P検の資格には5級・準4級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の8つのレベルがありますが、ほかにも子供向けの「ジュニアP検」も1級から10級まで用意されており、ジュニアP検1級に合格するとP検準4級も合格と見なされます。
後述のMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とともに多くのパソコンスクールで人気が特に高い資格で、パソコンの資格をなにか取ろうと考えている方でこの2つのどちらかを考えている方は多いのではないでしょうか。
問題はメーカーに依存しないとされていますが、マイクロソフト製品に関する問題にほとんど占められています。
パソコンを習い始めた初心者は4級から始めるのが良いとされ、3級を持っていれば一人前、2級以上の級を持っていれば就職にも有利になるレベルとされるようです。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOS(MOUS)はマイクロソフトが主催する、Microsoft Officeのスキルを証明する資格です。
ソフトやバージョンごとに試験科目が独立しており、現在Word、Excel、PowerPoint、Outlook、 Accessの4つの科目が存在します。
いずれの科目にも最低限の基本操作を問うスペシャリストレベル(旧一般コース)が設置されていますが、WordとExcelに限り、基本に加えて応用レベルの操作も問うエキスパートレベル(旧上級コース)が追加されています。
試験資格がなく、WordやExcelのスキルをマイクロソフトから認めてもらえるため、パソコンスクールではP検と並んで特に人気の高い資格です。
どんな資格を選ぶべきか?
以上に挙げた試験の他にも、グラフィック関係の資格やデータベース関係の資格など、パソコンに関する資格の種類は多岐にわたります。これらの資格は、それぞれが特色を持っているためにどれを取得すれば良いというような事はなく、自分がパソコンを利用してやりたい事をしっかりと考えて、そのために必要なものを十分に考える必要があるでしょう。
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